2017出版ビジネスのために
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想定外の作業時間によるコスト増【現況と課題】 製版・印刷設備の進歩、用紙等原材料の多様化に伴い、さまざまな製品を作り出すことが可能になっています。また、デザイン技法情報もネットや書籍などで数多く提供されており、表現の幅も広がっています。意図する効果や品質をスケジュールやコストを踏まえて実現するためには、制作から製造に至る工程を見通した「設計」が求められます。見積もり時・制作着手前に情報を共有することで、より最適な設計が可能になると思われます。❶仕様 ❷作業時期&納期 ❸入稿条件&出校方式 (データ仕様・画像変換点数・出校仕様と枚数等) ❹納品形態・納品場所 (納品場所、専用パレットの有無等) 共有が大切な事前情報(部数・ページ数・色数・使用用紙・製本様式・特殊加工・表面加工の有無)(製造業は繁閑があるのでスケジュール感)見積もり時からの情報共有を設備や材料、技法のミスマッチ意図した仕上がりにならない反面、さまざまな課題も発生しやすくなっています。事前情報の共有見積もり時にさまざまな諸条件を提示していただくことにより、適正スケジュールの確保・予算出し・品質設計が行え、最終的にご満足いただける製品の製造が可能となります。1出版×印刷 ‘おさえておきたい8つの基本’4アプローチ制作編集販売デザイン

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