PAJ 印刷工業会

お問い合わせ


ホーム > 活動報告 > 昨年度の部会活動実績

昨年度の部会活動実績

2018年度部会活動実績

出版印刷部会

『2018年度 活動報告』

出版業界は長期にわたる厳しい環境の中、各団体で改善策の検討とその実現に向けて

取組んでいます。

その中で印刷工業会「出版印刷部会」では印刷業界に止まらず出版業界全体の効率化

や活性化に向けた働きかけを行って参りました。

具体的には出版印刷の物流面の効率化を検討する「物流分科会」、自然災害等の発生

時における雑誌発刊の混乱を抑制することを目的とした「BCP分科会」、及び新たに若手

メンバーを募り「らぶっく(Love Book)分科会」を立ち上げ、印刷工業会で掲げる「印刷を

魅力ある業界に」というスローガンに沿った印刷・本の魅力を世の中に発信する活動に取

り組みました。

*「物流分科会」では、大日本・凸版・共同・図書の印刷4社間の配送トラックの空車利用、車両融通を継続すると共に、出版取次協会と定期的に会合を行い法令遵守への対応も含めた待機時間実績の共有、現場レベルでの問題点の把握・改善に努めています。2月に開催された雑誌協会主催の「出版物流協議会」において、業界3者に運送、印刷・製本も加えた「五位一体」による出版物流の全体最適に向けた改革の必要性を訴えました。

*「BCP分科会」では、昨年実施した雑誌協会・取次協会との初めての「(発災時)緊急協議訓練」の経験を基に、各団体内の「状況把握」の手段等を見直し、今年の2月に2回目となる合同訓練を開催しました。団体間の初動ネットワークの構築と発災後の資材調達〜生産〜流通の全体の状況シミュレーションを行い、そこから得られた新たな課題について内容の検討に進んでいるところです。

*「らぶっく分科会」はNPO法人が主催するチャリティー企画「Book Santa」に参加しました。これは一般の方に「絵本・児童書を書店で購入して寄付」していただき、経済的に厳しい家庭や昨年の豪雨等の被災地の子供たちにサンタに扮してプレゼントするというものです。印刷工業会加盟の各社様にもご協力いただき集まった2,000冊を超える本を分科会メンバーも参加し、全国へ仕分け発送。クリスマスイブにサンタクロースに扮して各家庭を訪問し子供たちにプレゼントしました。

 この他、例年通り四半期毎に印刷各社へ雑誌印刷部数証明の調査をお願いし「マガジンデータ2019」の発行に協力しました。

 

ページトップへ戻る

教科書印刷部会

2018年度は前年度の活動方針を継続し、教科書業界の市場変化に対応した課題解決と改善活動に取組んで参りました。特にデジタル教科書・教材に関する情報収集と共有化に向けた活動に力を入れて施策を推進し、各社の認識の向上に寄与することができました。

1.「デジタル教科書」に関する情報共有

2016年度の「デジタル教科書」の位置付けに関する検討会議(文科省)の最終まとめを受け、「大学等におけるデジタル教科書の有効性と紙の共存」をテーマとした勉強会を開催しました。

講師には大日本印刷梶^丸善CHIホールディングス鰍フ盛田宏久氏をお招きし、紙の教科書の市場規模予測、デジタル教材の制作手法、活用した授業のイメージ、必要な端末機器、有効性の実証実験など幅広い事例の紹介を頂いております。今後、紙とデジタルの持つそれぞれの有用性を検証し教育現場での使い方から一貫した教材の制作体制まで、双方共存型のモデル構築が必要になる事など大変有益な勉強会となりました。

2.教科書の仕様調査

2018年度 東京都教科書展示会に出展された、2019年度本の中から「中道徳」「数学V」「コミュニケーション英語V」を対象として、判サイズ/綴/表面工/発行者/書目数の内訳を調査・分類し、部会内で参考情報として提供しました。

3.「見学会」を通じた意識・知見の向上

見学会は6月に「(羽田)ヤマトクロノゲート」、1月に「渋沢資料館〜東書文庫」の2回開催しました。クロノゲートは最先端の流通施設であり工程管理や品質管理は業界の違いはあるものの、製造業の最重要課題として日常の意識向上に役立つものだったと思います。また渋沢資料館・東書文庫は近代日本の黎明期と教科書の歴史的変遷をセットした見学会とし、教科書製造に携わる者としての見識の向上の一助となりました。

4.関連するセミナー等の開催情報の提供

教育・教科書関連のセミナー等の開催情報を収集し、部会メンバーに対して情報提供、聴講の呼び掛けを行いました。主なものとしては、「デジタル教科書と学習用ICTプラットフォームの今後の展開」(主催:東京書籍他)、「わが国の経済成長に向け人工知能が人間にもたらすマイナスと未来」(講演:新井紀子氏…「AI vs. 教科書が読めない子供たち」を執筆)などです。

ページトップへ戻る

商業印刷部会

商業印刷部会は「運営委員会」と3つの「グループ会」の活動で構成しています。

*「運営委員会」では、商業印刷部会全体(39社)を対象として年間2回の「勉強会」と年初の「新年講演会・交歓会」の立案・開催を行うと共に、3グループ会のそれぞれのテーマに基づく活動内容の確認とフォローを行いました。

・7月には電通メディアイノベーションラボ 研究主幹:北原利行氏より「2018年のメディアと印刷市場展望」について解説を頂きました。これは2014年以降続けて開催しているもので今回も部会各社より120名を超える参加がありました。

・10月には経営の立て直し中の「いすみ鉄道」に2009年に公募で採用され、廃線寸前の鉄道を立て直した「いすみ鉄道梶v(前)社長の鳥塚亮(あきら)氏に講師をお願いし、前例にとらわれない会社経営や働き方改革などについての講演をして頂きました。

・また、新年の講演会ではプロ野球解説者の広沢克実氏より「四番流こころの整え方〜野村克也・? 長嶋茂雄・星野仙一監督のもとで学んだ事〜」というタイトルで、3人の指導者の個性溢れる「チームワーク」「個々のモチベーションの向上」に関する指導法を「経験談」として語っていただき盛況な講演会となりました。

引続き行った交歓会では部会各社の親交をより深めることができ新年にふさわしいスタートを切ることができました。

<各グループ活動の主な内容>

*「IRグループ」では「元気のある会社・特徴のある会社」から経営者や営業責任者の方を講師としてお招きし「勉強会」を開催いており今年度は3回実施しました。固有の技術や特化商材に関する知識を広め、自社の業務拡大や課題解決の糸口に活用してもらうことを目的に年間スケジュールに沿って活動して

います。

また、年度末には例年行っている「商印アンケート調査」を実施しました。市場環境が大きく変化する今日、部会内で共有すると共に部会活動テーマ選定にも役立てていきたいと思います。

*「R&Dグループ」は「中堅社員の活性化」の活動方針に従い、昨年12月にGoogle本社で「IT環境下での新しいスタイルの働き方」に関する若手社員を中心とした「見学会」と「勉強会」を開催しました。

*「CP研究会」では、東京オリンピック・パラリンピックを控え「サイン・ピクト」の専門家で大学講師等も務めておられる定村俊満氏による講演会を企画。部会全体に呼びかけ共催の形で今回のオリンピックの「レガシー(遺産)」になると言われる「差別のない世の中」「助け合いの世の中」といった社会のソフト面の変化に寄与する「サイン・ピクト」について文化的側面も含めた講演を頂きました。

以上のように各グループ会ではそれぞれのニーズを協議して「勉強会」「見学会」を企画し、印刷に限らず他業界の技術革新や事業展開に接する活動を実施しています。

 

ページトップへ戻る

紙器印刷部会

1.市況動向の把握と共有

・「得意先業界の景気状況」は、調査票の内容を10月より一部修正し四半期毎にまとめて部会で共有し

ています。2018年1〜12月のまとめでは、これまで年間を通して安定していた菓子、食品は、全般的

に不調となり特にチョコレートとヨーグルトカップが低迷。一方、トイレタリー、化粧品関係は年間

を通してインバウンド効果が継続し好調、医薬品はOTCがアジア需要で好調でした。

・原材料においては板紙の値上げは一部決着したものの、物流コストや段ボールの値上げにより収益を

圧迫しており各社継続して価格転嫁に努めています。

・「取引慣行改善の取組み」については、デザイン代や製版代、試作代の費用回収にくわえ、長期在庫や

預かり在庫の削減に向け、各社きめ細かく、地道な交渉を継続しています。

2.その他の取組み

  ・部会では、以下のようなテーマで情報の共有をしました。

@「日本の包装産業出荷統計(平成29年度)調査結果について」

A「JT プレーンパッケージ規制について」

3.合同勉強会の開催

・2019年2月5日には、軟包装部会と合同勉強会を如水会館で開催しました。『夢と魔法のブランドづくり』の講演テーマで、元オリエタルランド理事の荒井幸夫氏による講演を開催しました。ブランドとデザインの重要性をお話しくださり、参加者は、各社の若手社員もお越しくださり21社111名でした。                 

4.「印刷を魅力ある業界に」活動

・将来の印刷業界発展のため、業界を支えていく優秀な人材の「育成の場」の提供に軟包装部会と協同

で継続的に行っています。本年度の取組みとして森みや子講師を迎

え『コミュニケーション力向上セミナー』をテーマに、若手営業職を対象とした研修会を10月・2月の全2回コースで開催し、12社26名に受講いただきました。森講師は、昨年もコミュニケーションをテーマに研修会を開催し大変好評であったため、今年度もお願いいたしました。

研修内容は、座学から始まり、グルーブごとに2人1組で実践に役立つ手法を用いながらロールプレイ等も行い、ビジネスシーンにおける顧客とのコミュニケーションスキルを取得いただき、研修会終了後には、講師もご参加された懇親会を開催。受講者の方からは、自分のやり方を変えてみたい、同じ悩みを持っていることを共有でき嬉しかった、刺激になったという意見をいただき、有意義な研修会となりました。

5.2018年10月より、鞄本デキシー様が休会から復帰され、紙器印刷部会で活動くださいました。

 

ページトップへ戻る

軟包装部会

1.原材料価格動向の把握

・国産ナフサ価格の状況は、2018年10〜12月期に54,200円/KLとなり、7〜9月期に比べ700円の上昇 で5四半期連続上昇となりました。しかし2019年1〜3月期では一転、40,000円台まで下落するとの見方があり、1月は40,108円/KLになりました。原材料樹脂やフィルムメーカー各社が値上げを行う中、ここまでの上昇に伴う価格転嫁は一部しか受け入れていただけていないため、会員各社の利益を圧迫しています。その中で、各社は自助努力及び価格交渉を継続して行いました。

2.取引慣行改善活動の推進

・企画、製型代、テスト代の請求・回収や、預かり在庫、長期在庫、仕掛品の削減に努めるなか、輸送関連の課題(納期対応、人手不足、待機時間削減)や倉庫不足の課題があり、早期引取り交渉や費用回収、不採算品の見直し等できるところから少しずつの改善要求と社内の取組み改善を行っています。

3.日本ポリエチレンラミネート製品工業会との交流会開催

・年3回(6月・9月・2月)の定期交流会を継続開催しています。両会会員より市況や原材料の価格状況報告を含め、欧米やアジアの軟包装関連の動向や海洋プラ問題など両会共通の課題を中心に情報や意見交換を行いました。

4.情報共有

・部会の中では、品質管理についてインク抜けに対する捉え方や印刷不良の保証、取決めや印刷立会の現状や労働力不足等の課題に対して、意見交換を行いました。

5.合同勉強会の開催

・2019年2月5日に、紙器印刷部会との合同勉強会を開催、各社の若手社員の方にもご参加いただき、『夢と魔法のブランドづくり』の講演テーマで、元オリエンタルランド理事の荒井幸夫氏による講演を開催しました。参加者は、21社111名でした。

6.「印刷を魅力ある業界に」活動

・将来の印刷業界を支えていく、優秀な人材の「育成の場」として紙器印刷部会と協同で研修会を開催。本年度は、若手営業職を対象に森みや子講師を迎え『コミュニケーション力向上セミナー』を、2回コース(10月・2月)で開催し12社26名が受講しました。

交渉やクレーム対応の事例をペアで演習することで、ビジネス上の顧客とのコミュニケーションスキルを学びました。森講師も参加くださった研修会終了後の懇親会では、受講生が仕事の悩みを相談したり、研修の感想を述べ合うなど交流を図っていました。

 

ページトップへ戻る

液体カートン部会

1.運営委員会

・環境関連を中心に市場、業界動向や関連する法規制等の動きを把握し、情報共有に努めました。環境委員会の組成分析調査における分類数の改定や未ざらし紙の今後の使用について等を説明いただき内容を共有しました。また技術委員会で検討中の液体カートンのオフセット印刷における品質判定基準の策定活動について討議しました。

2.環境委員会

・アルミ付飲料用紙容器のリサイクルについて、昨年同様事業委託先のNPO法人「集めて使うリサイクル協会」と連携して施策を推進しました。2017年度の使用済みアルミ付紙パックの回収率は4.1%となり、前年より−0.2Pと減少となりました。

・「アルミ付飲料用紙容器のリサイクルフロー調査」に係る組成分析調査は、9月に札幌市集団回収分、2月には三鷹市集団回収分とコープみらいの宅配回収分の調査を実施。各調査には酒パックリサイクル促進協議会メンバー/全国牛乳容器環境協議会メンバーも参加して、酒パックの調査も併せて実施。また「2018年度アルミ付飲料用紙容器のリサイクルフロー調査報告書」をまとめました。

・「酒パックリサイクル促進協議会」では、エコ酒屋などの回収拠点が減少しているため、拡大に向けて自治体や流通など新たな回収拠点の模索及び、PRのためのパンフレットの必要性等を話し合いました。活動としては、7月には大阪で第11回定期総会と第33回情報交流会を開催。翌日は菊正宗酒造記念館(灘)を視察。また10月は宮崎にて第34回情報交流会を開催。翌日は雲海酒造「綾自然蔵見学館」とANA青島ファクトリーの施設に訪問し、雲海酒造では酒パックの充填工程や広大な貯蔵庫等を見学。そして3月には第35回情報交流会を東京で開催し、アルミ付飲料用紙容器のリサイクルフロー調査結果等の報告や容器包装リサイクル法関連の講演をいただきました。

・「LL紙パックリサイクル推進研究会」では、飲料・乳業メーカーと連携して、7月に全体会議と情報共有化勉強会を東京で開催しました。また10月には兵庫県たつの市の西日本衛材及び西宮市の生活協同組合コープこうべ鳴尾浜配送センターにて施設見学会を行い、18社28名が参加しました。

・12月6〜8日に開催された「エコプロ2018」に「集めて使うリサイクル協会」と共同出展。「酒パックリサイクル促進協議会」と「LL紙パックリサイクル推進研究会」も共同で展示して、アルミ付飲料用紙容器のリサイクル推進のために、来場者に対し啓発・広報活動を行いました。

3.技術委員会

・原紙夾雑物に関して、日本乳業協会のHPにQ&Aとして掲載いただけたため、当取組みは完了しました。また、液体カートン向けオフセット印刷の品質判定基準に対して、欠点サンプルの持ち寄りや各社の見解を共有した結果、基準策定が困難という結論になり、テーマを打切りました。

ページトップへ戻る

建材部会

1.4VOC自主表示制度の継続運用

・制度の運用規則に則り会員5社を選定し、5〜7月に4VOC放散速度値を測定。何れも基準値内でした。放散速度値の測定は、各社3年に1回ごとで検査測定を行っています。

・4VOC製品登録件数は、2019年3月末時点で49,971件となり、2018年4月以降から、2,958件が登録されました。

2.化粧板用印刷紙の合法性証明制度の継続運用 

・2015年11月より制度運用を開始しています。    

・2019年3月末時点での認定登録社数は9社で、            

平成29年度の証明書発行回数の実績は398回となりました。            

3.勉強会・見学会の実施                

・9月7日の部会に見学会をセットで実施しました。建築にかかわるテーマを検討して、六本木ヒルズ・森美術館15周年記念展「建築の日本展」〜その遺伝子のもたらすもの〜を見学。日本建築の発展を映像や模型を通じ、体感しました。8社8名が参加。

4.部会活動では以下の内容にも取組みました。

@厚生労働省『室内空気中化学物質の指針値(案)』へのパブリックコメント検討

・9月11日より、パブリックコメントの募集が開始したことを受け、内容を検討しましたが、前年度3月にまとめられた内容と変更がなかったため、特に意見は出さないこととしました。

A商標『4VOC基準適合』契約更新

・(一社)日本建材・住宅設備産業協会より、10年前に登録した商標「4VOC基準適合」について更新時期となったため、主要部会員より使用希望の確認をいただき継続使用をお願いし、商標通常使用契約書を2019年1月9日付で交わしました。なおこの商標は、印刷工業会をはじめ20団体が共通で使用しています。

ページトップへ戻る

情報セキュリティ部会

証券印刷の分野は2004年以降の株券、手形・小切手の電子化に伴う法改正により、従

来の証券印刷市場が60%水準の規模で推移している一方、「フィンテック」と呼ばれる金

融系IT技術の進歩により、たとえば「LINEペイ」のように、専用のカードや端末を必要とし

ない新たな金融・情報のサービスが普及し、私たちの消費生活の環境を急速に変化させ

ています。

これらの新しい分野・市場において、印刷の持つ要素技術をどのように活用し新たなマー

ケット・商材の開発に繋げていくかを考えるためには、新しい知識の習得と次世代のサー

ビス・世界を自ら体感することが不可欠であると考え、情報セキュリティ部会としては次の

通り、「勉強会」と「見学会」の両面から活動計画を立案し実践して参りました。

【勉強会】

* IoH (Internet on Health) と呼ばれる「生体信号」の技術と応用について

 アメリカのニューロスカイ社の日本法人ニューロスカイジャパン梶@代表取締役CEO伊藤菊男氏によるデモンストレーションを含めた技術解説。及び「生体信号」を活用した医療(認知症の早期発見や在宅健康管理、スポーツ分野への応用など)や、言語を介さない新しいコミュニケーションが既に現実の社会で使われ始めている事例の紹介と将来の展望について。

*キャッシュレス決済の現状把握と将来の動向(9/6)

 社団法人フィンテック協会の代表理事として第一線で活躍されている丸山弘毅氏による「キャッシュレス推進協議会」設立の経緯と、産学官が一体となったフィンテックの技術確立とルール構築の現在の状況と今後の見通しに関する解説。

【見学会】

*最新VR技術を活用したビジネス現場の見学(7/10)

 ・トッパン小石川ビルVRシアターでの最新のVRコンテンツ視聴

 ・印刷博物館P&Pギャラリー企画展(グラフィックトライアル2018)の見学

*インバンド(オリンピック、ラグビーWC/文化:アニメ、食べ物等)の把握

 ・豊洲新市場の見学と今後の開発計画について(11/15)

 ・羽田JAL整備場・SKY MUSEUMの見学(2/14)

 ・羽田国際線の「江戸小路」「EDO MARKET PLACE/TOKYO POP TOWN

 ・鉄道事業として日本初の活用となった京浜急行:羽田空港国際線駅のユニバーサルデザイン及び海外からの旅行者へ対応したトリックアートによる「サイン」など

 なお、企画した勉強会につきましては部会メンバーに止まらず各社の担当部門・担当者へも広くご案内し、多くの方に聴講していただくことができました。

 

ページトップへ戻る

資材部会

 2018年度の国内経済は緩やかな回復基調が続いたものの、印刷業界においてはIT化

の進展に伴う情報媒体のデジタルシフトの影響により、紙媒体の需要が急激に落ち込む

など依然として厳しい経営環境でした。

 用紙の市況については、天災により生産・在庫量が急速に落ち込む中、製紙各社が原

燃料価格・物流費の上昇を理由に印刷・情報用紙の値上げ表明(印刷20%/s以上、情

報10%以上)を11月に行い、当部会では急激な需給の逼迫と大幅な価格改定要求に対

し、日本印刷産業連合会10社で製紙連合会に対して反対表明を行うと共に、製紙各社

へ需給に対する見通しの説明と是正・緩和の要請を行いました。その後も部会員の各社

にて交渉を重ねましたが、現状において用紙確保を優先せざるを得ない事から印刷用紙

は1月より新価格での取引となっております。板紙に関しても訪日外国人の増加による化

粧品、医療品などの需要増に加え、メーカーの増産余地が限られている事もあり、7年ぶ

りに価格が上昇しました。また、軟包装系の原料となるナフサの価格は年率20%程度

の上昇が続き、2018年度も値上がり基調の中で石化品は国内プラントの相次ぐ閉鎖で供

給もタイトとなっており、メーカーには安定供給を要請の上で適正価格での値上げを受

け入れました。更に、米中貿易摩擦の影響や中国環境問題の影響により、段ボールを中

心とした古紙相場や顔料、開始剤等のオフセットインキの原料までが供給不安定な環境

となり価格高騰しているなど、グローバルな調達環境の変化についてもタイムリーに情報

交換、発信を行いました。

 これらの事業環境において、資材部会としては、品種毎にスピーディーで正確な実態を

把握できるよう、幹部体制の増強を図り、コンプライアンスを大前提とした上で、部会を通

して各社に的確な情報が提供できるようその体制づくりに努めて参りました。以下2018年

度の印刷・情報用紙の概況と部会の活動内容を報告いたします。

 日本製紙連合会によると、2018年1月〜12月の印刷・情報用紙の国内生産高は前年

比95.5%と減少でした。塗工紙の生産高は前年比92.6%、非塗工紙は99.9%、情報用

紙は99.5%であり、中でも塗工紙が大幅な減少でした。国内出荷高についても前年比で

印刷・情報用紙全体で96.2%、塗工紙は94.2%、非塗工紙は97.2%、情報用紙は

101.7%と塗工紙が特に低調な結果でした。一方、板紙の国内生産高は前年比101.0%、国内出荷高も同101.3%でした。

このように2018年度の資材部会を取り巻く環境は非常に厳しいものがありましたが、1回

定例部会を開催し、用紙、フィルム、関連資材、エネルギーなどの需給と価格の情報共

有に努めました。また、昨年7月には熊本県八代市の日本製紙八代工場の工場見学を

行いました。

  

ページトップへ戻る

教育・研究部会

2018年度は定期的に開催した部会において、会員企業の「事業基盤の強化」及び「人材育成支援」のためのテーマ洗い出しを活発に行いました。

運営の実績としては「9月印刷の月」協賛特別講演会と、経営層や事業戦略・営業企画部門の管理職を対象にした管理者研修会を、以下の通り開催いたしました。

 

■2018年6月4日 管理者研修会

「SDGs時代の経営とは『21世紀型「エクセレントカンパニー』に向けて」

ピーター・D・ピーダーセン氏/リーダーシップ・アカデミーTACL代表

・社会と共に発展できる企業

・レジリエント・カンパニーの3原則、9つの行動

・印刷業界の未来

※自己変革力等自社の経営を問う「自己診断テスト」を聴講者に実施

■2018年8月28日 「9月印刷の月」協賛特別講演会

「坂の上の坂 〜人生後半戦を豊かに生きるには〜」

藤原和博(ふじわらかずひろ)氏

教育改革実践家・奈良市立一条高校・前校長

・スマホとAIの普及により、人が担う仕事の激変が予想される

・知識詰め込み型から、応用力による情報編集力が重要に

・一山人生から複線も用意しておく連山型の人生の勧め

■2018年11月8日 管理者研修会

「シゴトの渋滞解消の法則」 〜万物は渋滞する(渋滞とは何か)〜

西成活裕(にしなりかつひろ)氏/東京大学先端科学技術研究センター教授

・高速道路では、車間距離40mを維持すれば、渋滞はなくなる

・密度が濃い状態での安定は、ちょっとしたトラブルで全体が崩壊するリスクを抱えている

・あえて「ゆとり」を抱えておくことが全体の効率化に繋がる

 

講演内容については、昨今の状勢に適合したテーマで、かつ具体的ということで、参加者から多くの賛同を頂きましたが、参加者数が従来より減少傾向にあり、収支の面では工夫が必要となりました。

 

ページトップへ戻る

 

 技術部会

・技術部会では、PIDの編集企画や勉強会、見学会の開催を通して関連業界の各種技術情報や知見を得、それらを発信することで印刷を魅力ある業界にしていくという方針のもと、2018年度の活動に取組みました。

1.技術情報誌PIDの企画・発行

 ・技術情報誌PIDを168号から171号まで発行し、各号の特集記事となる「技術レポート」 を企画・編集しました。168号では、「本紙校正用インクジェットプリンター Proof Jet F780について」(潟<fィアテクノロジージャパン)を掲載。次号のテーマ選定のために各委員 が7月に開催されたIGAS2018へ視察に行き情報を収集。その中から、以下169号「印刷工場をスマートファクトリー化するKP-Connect」(鰹ャ森コーポレーション)、170号からはカラー化に相応しいテーマとして「世界初、色校正から印刷までの絵柄測色と色管理」(潟vロスパークリエイティブ)、171号「オフセット枚葉印刷機用【インライン紙面温調装置】〜低温用紙の品質改善を印刷機上で解消!〜」(町田印刷)を企画・掲載しました。 

2.見学会・勉強会の開催

 ・勉強会として、9月部会時にニスなど透明塗布剤の計測が可能な「携帯型の薄膜管理装置」について慨ANYO-CYP による説明及びデモを約1時間実施いただきました。・見学会は、10月に花王鰍キみだ事業所の「花王ミュージアム」にて「清浄文化」をテーマに歴史を感じるパッケージを見学。     

 2月は、「明治150年記念 日本を変えた千の技術博」(国立科学博物館) にて、国産初の電気冷蔵庫や射出成形機など貴重な品々を見学しました。      

3.管理者研修会の開催                    

 ・2019年3月11日には日本印刷会館で「99.9%は仮説〜思い込みで判断しないための発想法」と題して、サイエンス作家の竹内薫氏を招いて管理者研修会を開催しました。 常識や先入観で判断せず、人間のクリエイティブ思考の大切さや仮説思考で柔軟に生きることなどについて講演いただきました。71名が参加しました。

4.技術情報誌PID装丁改訂に向けた取組

 ・昨年度より検討してきた、特集記事となる「技術レポート」のカラー化を1月15日発行PID170号より実現しました。それに伴い、冊子の印刷方法もデジタル印刷に変更し、制作効率も上がりかつ、読者にもより伝わりやすくなったと思います。これからも、カラーで紹介するにふさわしいテーマを選定していきたいと考えております。

 

ページトップへ戻る

 

                        

女性活躍推進部会

 発足から5年経過したのを機に活動の目的、方針、目標・ゴールイメージ及び分科会活動内容を見直すとともに、毎月の運営委員会を活動の母体にしつつ、各社の中堅若手女性社員に向けた

 ワークショップを開催致しました。

 

1.部会の活動概要・分科会概要の見直し

女性活躍推進部会は、この5年間、活動の主軸を分科会に据え、会員企業各社より若手を中心とした分科会メンバーを数多く募ってきた。2017年度に第3期を終えて、引き続き分科会活動を中心に据えるのかを含め、本年は今後の女性活躍推進部会のあり方を検討、来期の具体的な活動について検討しました。その結果として、

@活動目的にダイバーシティの要素を入れ、対象を「女性」から「女性をはじめとした社員」へと広げ、目標・ゴールイメージとして2025年までの女性活躍推進ロードマップを策定、PAJに発表

A分科会活動について、運営コンセプトから再検討し、分科会目的をアウトプット中心から参加者の育成へと変更し、その目的に応じた研修プログラムを検討。

B継続した女性活躍推進のための、部会のインフラ(制度)整備を検討。

 

2.分科会活動報告

 下期10月より参加者の意識向上と育成を目的とした3回のワークショップを実施。名称は「上司と女性部下のキャリアアップ支援セミナー」。参加者が自己のキャリアについて考える機会を提示し、上司との面談(事前課題)、最終回への上司の参加など、上司も巻き込んだワークショップを実施。

 最終回は参加者各々の交流を深めるため、懇親会も開催。

 (1)第1回ワークショップ:11月26日13:30〜18:00 

 会場 日本印刷会館? 12社18名参加。

 ・キャリアの棚卸、キャリアデザインの準備と考え方の講義&ワーク

  (2)第2回ワークショップ:1月29日13:30〜18:00 会場 金羊社

 ・キャリアの棚卸やキャリアアップの考え方、上司とのコミュニケーションの講義&ワーク

  (3)第3回ワークショップ:3月12日13:30〜18:00 会場 日本印刷会館

・参加者の上司も参加(10社27名参加)。上司・部下の各々の立場から、コミュニケーション上の問題を意見交換し、考え方の相違を認識し相互理解を進めるワークを実施

 

ページトップへ戻る