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今年度事業計画

平成29年度事業計画

T.基本方針 

 

 平成29年度の日本の経済は「経済財政運営の基本的態度」に示された政策の推進により、雇用・所得環境が引き続き改善し、経済の好循環が進展する中で、民需を中心とした景気回復が見込まれています。一方、海外の政治情勢は不安定で、先行きには慎重な見方が多いとされています。また、政府は今年最大のチャレンジとして長時間労働の是正をはじめとした「働き方改革」に重点を置き、労働時間だけでなくワークライフバランスの改善により、女性や高齢者が仕事に就きやすくする社会を目指しています。

 

 このような中、印刷工業会では、印刷業界の安定的な発展と会員企業各社の繁栄を目指して、『印刷を魅力ある業界に』をスローガンに掲げ、今年度も各部会がそれぞれ設定したテーマに沿って積極的に活動を展開していきます。

 昨年度末に表明された用紙を始めとした原材料などの相次ぐ値上げや、商習慣の見直しなどの業界の各種課題に関しても、各部会が他の印刷団体や業界団体などとも連携し情報の発信や共有化を図り、的確に対応すべく積極的に取り組んで参ります。

 業界を挙げて取り組んでいる、印刷工業会の12番目の部会として発足した女性活躍推進部会は、昨年度新たに3つの分科会を立ち上げてスタートしました。今年度は2年計画の最終年で、各企業の経営トップの方々に対しての最終報告会なども予定しています。

また、同時に各部会へも積極的に女性部会員の参加を推進していきます。女性ならではの感性や発想が、部会活動の活性化に繋がるものと考えております。

 また、教育・研究部会で運営する各種講演会は、昨年より多い3回を予定しています。

通常の管理者層を対象としたセミナーに加え、若手や中堅社員を対象としたセミナーなどを企画し、業界の活性化と発展に今まで以上に取組んでいきます。こうした活動全体を、四半期ごとに開催する公正取引委員会の場で報告し、施策や課題の共有化を図っていきます。

 

 ここ数年、単年度収支では赤字が続いており、限られた会費収入の中、支出削減の取り組みと同時に、会員増強による収入増や昨年より始めたVOC警報器の販売事業などで単年度黒字化を目指します。特に会員増強に関しては、理事を始めとした会員企業の皆様の引き続きのご支援、ご協力をお願い申し上げます。

 今、日本の産業全体が大きな転換期を迎えています。印刷工業会は、日印産連の中核団体として、印刷関連団体やその他業界団体、会員企業の皆様と連携を深め、印刷業界の持続的発展に取組んで参ります。